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エステティシャンの役割

人生は小説よりも奇なり。

20年のエステティシャン人生の中で、まるで小説のようなお客様の人生を見てきました。

いろいろな人生

経営者のご主人が突然亡くなり、息子さんがその会社を継げる年齢になるまで社員数百人の会社を奥様であるお客様が社長として立たれたり。

ご主人が突然倒れ、数年昏睡状態になり、その途中で息子さんが亡くなり、ご主人もその後亡くなったり。

シングルの方が、突然妊娠がわかり、たった1人で子供を産む決心をして、出産。その後もたった1人で子供を育ててる方がいたり。

ストレスで、殆どの髪の毛が抜け落ちて、落ち武者みたいになりながらもサロンに通ってくださった方がいたり。

乳癌で手術をしたにもかかわらず再発して、背中から胸まで深く入る傷を負った方がいたり。

予約の日に連絡も無くキャンセルになったお客様で、何度連絡をしても連絡が途絶えてしまったお客様。のちに、突然脳梗塞で倒れ、記憶を司る部位が出血し、記憶は亡くなる後遺症が残るかもしれないという事を人づてに聞いたお客様が、憔悴しきった体で「TAKAKOさんの施術を受けに行きたい」と私を覚えていてくださり、ご主人に抱き抱えられながら来店されたり。

本当に本当に、女性の人生は小説よりも奇なり。

時間ぐすり

嘘みたいな本当の現実の出来事を受け入れるのに、人は時間を要すると思うんです。でも、現実は有無を言わさず決断を迫られるし、覚悟を迫られるんですよね。

そんなお客様方と共に歩んできた20年。生身の体を触る仕事のエステティシャンは、肌や体に触れ、その方の内面にまで触れる仕事です。

人間て、本当にすごいなと思うのは、その時は人生終わったと嘆き悲しんだりするのですが、忘れ難い思いではありますが、時間と共にその時の感情は薄らいで来るものです。

いわば、「時間と共に過去になる。」

その時は、ショックにより痩せ細って、筋肉も落ちてもなお、サロンに足を運んでくださることを思うと、私ができることを精一杯やらせて頂きたいと思うんです。

当時、痩せ細ったお体は、年月と共に回復し、気持ちも安定し、今では体重増加に悩んでいたりするんですよね。

今、普通に当たり前に起こる現実が、一瞬で消え去ってしまうことが現実として起こる。

でも、人間て強いなってその都度感じます。絶対に回復するし、時間の流れと共に現実は進むしかないんですよね。進ませようとしなくても、進んでしまうのが時間というもの。

それを私は、「時間ぐすり」と呼んでいます。

だから私、今が全てじゃない。時間と共に未来は進んでる。そう思うんです。

エステティシャンの役割

エステティシャンは、お客様の肌に直接触れる唯一の仕事ではないでしょうか?だからこそ心をオープンにしてくださる。身も心も預けてくださるようになる。

だから、お客様の人生のドラマの黒子として、お客様のサポートをしていく一生のおつきあいになれる仕事なんですよね。

だから、私はこの仕事につけて良かったと心から思うんです。