出会いには偶然はないと思うんです。全て必然だと思います。出会ったご縁を長く続けるもご縁が無くなるのも、どう育てていくは自分次第だと思います。日々どう過ごしていくかも、どう変わるかも結局自分次第だと思います。
どんな状況でも諦めずに、自分のなりたい理想と現実に向き合って行く事が大切ですね。
女性は母になると、考え方も行動も変わります。母として生きるか。女として生きるか。出産してもエステティシャンとして働きたかった。夢は追いかけたかった。人生は1度きりだもん。
復帰するのを悩みました。1年だけどブランクがある。どこで働こうか悩んでる時に、キャバクラのヘアーセットの仕事を週何回か行く事になります。久しぶりの仕事は楽しかった。そのヘアーセットの仕事がきっかけでエステサロンをキャバクラの社長が出してくれる事になりました。1から作り上げるサロンの店長として復帰することになりました。
この時期に私の技術の師匠である長原多香子に出会います。彼女のディーラー時代、技術デモンストレーションをみて、めっちゃうまいや~~~~んこの人。なに~~~~!!というあの感動は今でも忘れません。
元々独立心はありませんでした。子供が大きくなったら海外に行ってその土地のマッサージをならって仕事できればと思うくらい。もちろん職業支援はしたい気持ちはありましたが具体的ではなかった。
そんな時、腰痛や足の痺れなど体が痛い状況が長く続く日々。そのうち腕の痺れと半分動かない状態になり下された診断は頚椎ヘルニア。ドクターストップの状態。エステティシャン寿命まを長くしたいのなら明日から完治まではエステはできません。痛くて痺れて感覚のない右手。呆然と私終わったなと思いました。もちろん会社も辞める事に。この先なにをしようか?専業主婦に戻る選択もありました。そんな時、後輩から独立したらいいじゃん。がきっかけとなり独立をする事を決心します。意外と簡単に単純にでしたが、今の自分の器にあった物しか来ないようになってるからね。と後輩の言葉が深く今も新しく何かをする時に思い出します。
独立を決めてから、バタバタと店舗をさがしたり、体のメンテナンスへ行ったり。そんな予定ではなかったので、経営のけの字もわからない状態。経営者セミナーなんかも、たっかいお金出して行きました。お陰様で身体も徐々に動き出し、店舗も見つかりいよいよオープン。
実はオープンする前に、父・母・主人に相談しました。もちろん反対されました。体の事もあるし、子供が小さいし。だけど私は諦めなかった。そんな時に主人から、もし失敗しても1からやり直せばいいからさ、好きな仕事を好きなようにやったらいいよ。今思うと、急に店舗としてサロンを出したいという私に家族はお前ちゃんとわかってんのかよ~って感じだったんでしょうね。
オープンして3年経った位で、自分なのやってる技術に疑問を感じるようになってきます。何か学びたい、お客様のニーズに合う施術をやりたいと考えるようになりました。その時エステティシャンとして19年目を迎えており、20年目を迎えるのにこのままでいいのか?と日々自問自答。
そんな時長原多香子の開発したトリムリターンのモデルになる機会がありました。衝撃でした。痛い、痛すぎる。
その中の一人の受講生の方。元々知ってはいましたが、一段と技術力が上がってる事にビックリ。なにを覚えたらこんなになるん?と思いました。
何年も前から知っていた長原多香子ですが。彼女の技術は、初めて見た時の感動と同じくらい素晴らしい手を持っている。彼女の手になりたくてトリムリターンの受講を決心しました。今考えるとこんなにご縁が深くなるとは思ってなかった。
インストラクターになったのも、職業支援に使えると思ったからでした。ホントに教えるつもりもなかった。ただただ、職業支援を着実に進めて行く為の1つとしてインストラクターになった。
だけど、先生としてではなく同じトリムリターンを愛する物として受講生達と関わって行く講習の楽しさを知りました。インストラクターになって貴重な経験もさせて頂いてる。素晴らしいご縁も頂いてる。トリムリターンを受講する前とは環境が凄く変わりました。
結局私の夢は・・・
ろくに勉強もせずフラフラして、良い事も悪い事も沢山してきて。中卒でエステに入って、出会った人達にケツ叩かれながら、結婚して愛息子もいて、自分のサロンを持って、なんとかかんとか此処までやってきた。じゃぁこの先なにが欲しい?なにがしたい?って言われたら、唯一叶えられてない職業支援をやる!!っていうのが私の夢です。
サロンとは別に飲食店も出してそこも職業更生支援で使えたらって思っています。
職業支援って言っても普通にじゃなく、中卒の子、不登校、矯正施設から出所した子、更生施設にいる子達に向けてです。全員とは言えないけど、きっと自分の環境に問題があったりしてそんな風になっていくんかなって思います。私もきっと幼き頃母子家庭で育ち、きっと母に構って欲しかった結果、不登校になったり、悪い事したりだと思う。埋めれない心の隙間を外に求めるんだと思います。
私は、運よく矯正施設には入ってはいないけど、全うに今こうやって仕事ができるのは支えてくれた人達がいたから、今の自分があると思っています。だから環境や出会う人って大事なのが分かる。その恩をお返ししたいと思う。
ある意味エステティックは、手に職をつける仕事。そういう子達が望むなら自律にも繋がると思うんです。エステティックじゃなくてもいいんですが、そういう子達の更生支援のお手伝いになれば。
小さい頃はみんな夢を持つ方の方が多いと思います。だけど大人になるに連れて現実にぶつかって諦めて行く人も多いと思います。そんな大人が多いから子供が夢を持てなくなってきたのかも。夢を追うよりも、諦める方が楽なのかな。
まぁ私も、安室奈美恵になりたいって本気で思ってましたからね。先生の勧めで諦めましたが・・・。
人間ですから、諦めかける事もあったり、落ち込む事もあったりする。もうダメや~限界。って思う事あるかなとおもいます。だけど諦めたらそこで終了です。ゼロの状態になる。だから私はいつも、もう無理、嫌や、限界って思ったら声に出す。結構大きめな声で、ムリ~~~って、いやや~~って。そうするとハッと我に返る。いいのかそれで?って自分に問いかける。以外に頑張ろうって思うんですよ。
学歴なんて関係ない、どんな環境に居たかなんて関係ない。自分がどう求めて、どうなりたいか?が大事だと思うんです。先の未来がきっと輝いてるってイメージ、ワクワク楽しいイメージを持つ。そうすると楽しくないですか?
そして、なりたい夢ややりたい事をみつけたら常にアンテナを張って、チャレンジする。失敗してもいいと思うんです。また起き上がれば。きっと絶対に変われるターニングポイントがあるはず。それを見つけるも活かすも自分だと思います。 一歩一歩なりたい夢やりたい事に向かっていける、その過程と未来を楽しんで欲しいなと思います。
これを見て頂いた、中卒、学歴なし、元ヤンの方々へ、今真っただ中の方々へ。読んで頂いた方へ。
何かのお役にたてれば幸いです。読んで頂きありがとうございました♡