その中で、更年期からは特に、筋肉を鍛える事、筋肉を柔軟にしておくことをお伝えしましたが、目の前の自分の体に老化を感じ、鏡を前にして「あ~私、年取ったなぁ」としみじみ感じる方も多いのではないでしょうか。
20代はとにかく元気で疲れ知らず。
30代は元気だけど、昨日の疲れが残っているのを感じ始める。
40代はまだまだ元気だけど、体の疲れが慢性的に感じるようになる。
私は、22歳で結婚して、23歳で長男を出産。25歳で次男を出産。当時、友人たちは旅行や遊びを楽しんでいる時に、子育てで忙しい日々を送っていた私は、自由がなくて友人たちをうらやましく思ったりしたものです。
47歳になった今では、息子たちは自立して親としての役目をひとまず終えて、これから旅行や遊びを楽しみたいと思ったりしています。
結婚が遅かった同じ年の友人は、保育園や小学校の子供もいたりと子育ての真っ只中。反対に結婚せずバリバリ仕事をしている友人もいます。
40代って仕事も子育てもまだまだ頑張れる時期。しかし、現状とは裏腹に体に不調が出始める時期でもあるのです。30代とは明らかに違う身体の変化を自覚するようになるのです。
筋肉はほっといたらどんどん硬くなってしまいます。
理由はこちら
「40代は体の変革期~女性ホルモンのアンバランスからくる体の不調~」
その中でも圧倒的に多いのが、首の痛み、次が腕が上がらない(四十肩・五十肩)
この症状って、あくまでも結果にすぎずその結果が出る前の原因が必ず存在します。
例えば1日中パソコンに向かいっぱなし。姿勢が悪く猫背でストレートネック。携帯ゲームが好きで空き時間や家ではスマホをずーっと触っている。
ここに首凝り、四十肩、五十肩になる沢山の原因が潜んでいます。
まず、パソコンに向かっているというところに、
パソコンは座って正面にあるのか。
右手にあるのか。
左手にあるのか。
椅子はどんな椅子なのか。
脚を組んでいないか。
組んでいるのであればどちらの足を上にするのか。
スマホはどちらの手で持って使っているのか。
それによって、
首はどちらに向きにくいか。
肩や骨盤はどちらに傾いているのか。
腕の筋肉はどのように縮んでいるのか。
脚はどちらが内旋をおこしているか。
右と左の胸の筋肉はどちらが硬いかがわかるのです。
そこで生活環境要因からの結果という答え合わせが出来ていきます。
こういう風に結果が出る前の要因は、探ると出てきて結果にフォーカスして施術をするのではなくて、その要因を探り体のバランスをとっていく必要があります。知らず知らずに痛みの原因を作っているのは自分だったと気づかなければいけないのです。
更に、40代は体の悲鳴が出てくる時でもあるので、体の声にちゃんと耳を傾けなければいけないし体の痛みには必ず原因(要因)があるということになります。
体の不調をしっかりケアして体をメンテナンスするという認識をライフワークの中に取り入れていきましょう。
少しでも40代~の皆様にお役に立てますように。