筋膜リリースのトリムリターンに関連した情報

季節や環境、ストレスによって変化する体をしっかりメンテナンスしていくことが大切

季節によって肌や体は変化します。体はとても繊細で、とってもシンプル。寒い時期には縮んで、暑いと緩む。

今の季節は、寒くて肩をすくめることが多くなりますよね。寒いときに胸を張って涼しげな姿勢の人ってまずいません。

だからこの時期、首や肩が痛くなる方が多発します。昨日と今日のお客様もまさに首でした。そんな時、首や方が肩だけほぐしても痛みは改善されません。

胸が縮むと首や肩が痛くなる

肩や首が痛いからと言って、背中を中心にほぐしても、より症状を悪化させる原因にもなります。ではどこをほぐしたりストレッチすればいいのでしょうか?

背中が丸まると胸の方は縮みます。そのまま固まってしまうと、まず呼吸がしにくくなり、たまに深呼吸したくなるんです。要は呼吸が浅くなることで酸素を取り入れにくくなるからです。

そして、その姿勢が続くと胸の筋肉が硬くなり、血流も悪くなり、胸の筋肉(大胸筋)が肋骨に癒着します。

大胸筋は胸骨から腕に付着する大きな筋肉で、背中が丸くなることにより、前側の胸が縮んで、血行が悪くなり、癒着します。

癒着とは、筋膜・筋肉・骨がくっついてしまうこと。

お魚を例にしてみると、新鮮な魚ほど、骨と身の身離れがいいのですが、新鮮さがなくなると骨に身がくっついて、身崩れを起こしてお刺身にできない。要は、新鮮な血液が流れてるか流れてないかです。

筋肉も同じで、筋肉が硬く縮んでしまうと明らかに血流が悪くなり、骨と筋肉・筋膜は癒着を起こします。

寒さにより、首をすくめて前のめりの姿勢になる事は、大胸筋などの体の前の筋肉を縮めることになり、結果、血流が悪くなり大胸筋は周りの筋肉や肋骨に癒着するのです。

脇が痛いというお客様の例

今日来店されたお客様は、右の「脇が痛い」との事。早速姿勢から来る筋膜の癒着と歪みの方向をチェックします。

胸は鉄板のように硬くなり、腕も上がりにくく、脇を触ると激痛。姿勢も悪く骨盤後傾。膝も曲がって固まってます。

ここで、まずお腹が姿勢によって縮んでる事がわかります。右のお腹の筋膜を固定して、腕をあげるとお腹の筋膜も引っ張られました。なので、お腹の筋膜を固定し、腕を伸ばすストレッチを何回も繰り返し、歪みを伸ばしていきます。

すると、腕が上がるようになりました。ここで、脇が痛いからと脇だけ緩めようとすると時間がかかります。何故、腕が上がりにくく脇が痛いのかの原因箇所を探るのです。

その時の季節に合わせて施術を組み立てる

だいたい、夏から秋にかけては、筋肉が緩みやすいのですが、冬になると急に緩みにくくなるんです。

筋肉ってゴム状に伸びる性質があるのに、硬い紐みたいに全く伸びなくなるのが冬です。

オートクチュールにその時の季節に合わせて施術を組み立てることで、体を管理すること。

痛みは結果であって、痛みが出た原因が必ずあります。それも季節や環境やストレスによって変幻自在に体は変化するものです。

その都度、その要因を深掘りして、考えて考えて施術を構成していきます。まさにオートクチュール。

それに対応する技術と知識が必要となります。もちろん外面ではなく、内面的な要素も関係して来るとは思いますが、そこは専門分野ではないので、あくまでも筋肉・姿勢から紐解きケアしていくことを主体にしています。

気持ちが沈んで、何もやる気が出なくて、ため息ばかり出て、体のだるさが取れなくて、どこかに出かける気力もなくて、ただ寝てたいという方に、カウンセリングだけでそれをケアできる人もいるかもしれない。

でも、そんな時、間違いなく呼吸は浅くなって、体が縮こまって筋肉は伸びなくて、筋膜の引き連れにより体がガチガチにこわばってるのです。

そんな時、体を先にケアすると気分が変わり、呼吸もしやすくなり、動きやすくなるのです。

まとめると、季節や環境、ストレスによって変化する体をしっかりメンテナンスしていくことが大切なんですよね。

メンテナンスを常識に。

少しでも多くの不調を抱える方々が、元気になっていかれますように。