筋肉、筋膜の状態は人それぞれです。
普段サロンで施術していると、筋肉や筋膜がなかなか緩まない方がいらっしゃいます。
それはなぜでしょうか?
もちろん、遺伝性もあります。運動やストレッチをする、しないというのももちろん関係しています。しかし、それだけではありません。
筋肉や筋膜が硬いお客様が共通して食べているものは何か?何を食べると硬くなり、反対に緩ませるには何を食べたらいいのか?
今日は、実体験も交えた私なりの答えをお伝えしますね!筋肉や筋膜が緩むと体は軽くなり、毎日快適に過ごせますので是非最後までお読みください。
同じように施術をしていても、筋肉や筋膜がなかなか緩まない方は、グルテンを摂っていることが多いです。
グルテンフリーなど、最近ではよく耳にするようになりましたのでご存知の方も多いかと思いますが、改めてグルテンについておさらいしてみましょう。
グルテン=小麦タンパク
小麦粉などに含まれるタンパク質のことです。パンやうどん、パスタなどのモチモチ感こそ、グルテンです。グルテンフリーとは小麦タンパクを一切摂らないことを言います。
お客様の中で、普段からパンやうどん、パスタをよく食べる方は、筋膜の癒着が強い傾向にあります。
わかりやすく表現すると、ベチャッとした感じです。だから、施術で筋膜にアプローチしてもベチャッとくっついていてなかなか緩まないのです。
普段からグルテンを多く摂っているお客様には、「1ヶ月間グルテンを控えてみてください」とお伝えします。
なぜならば、1ヶ月間控えれば多少の変化が見られるからです。明らかに緩むのが早くなります。
いきなり完全にやめる必要はないです。例えば、毎日何かしらのグルテンを摂っているなら、週末だけにするなど、まずは減らす、控えることから始めてみてください。
騙されたと思ってやってみてください!
筋肉や筋膜が緩みやすくなるどころか、お腹の張りが取れたり、便通がよくなる効果もあります。お肌もキレイになります。人によっては花粉症などのアレルギー症状も緩和されます。
それほどグルテンは体への影響が強いのですよ。
残念ながらグルテン以外にも気をつけなければいけないものはたくさんあります。
まずは、糖です。糖は血液をドロドロにします。
筋肉には血管が通っていますから、血液がドロドロになることにより、筋肉や筋膜は硬くなるのです。
食品添加物や酸化した油も同じです。
普段から砂糖たっぷりのお菓子やコンビニのお弁当、カップラーメンやスーパーのお惣菜などをよく食べている人の筋肉や筋膜は硬いのです。
意外なものとして、乳製品も摂りすぎると筋肉や筋膜を硬くさせる原因になります。牛乳や生クリーム、バターやチーズなども、摂りすぎは要注意です。
上記はすべて、私自身の実体験で確認し、お客様にも実践していただいたところ、お客様の筋肉や筋膜は劇的に変化していきました。
筋肉や筋膜を柔らかくさせる効果があるのは、血液をサラサラにする効果のあるものや、緑黄色野菜などの抗酸化作用のある食材です。※抗酸化とは字の如く、酸化を防止するということ。
血液をサラサラにする食べ物とは?“オサカナスキヤネ”で覚えるといいです!
・オ……オリーブオイル、お茶
・サ……魚
・カ……海藻
・ナ……納豆
・ス……酢
・キ……キノコ類
・ヤ……野菜
・ネ……ネギ、タマネギ
もちろん、食べ物だけではなく、運動やストレッチ、マッサージも必要です。
ストレスも硬くする原因です。私たちのまわりには筋肉や筋膜を硬くするもので溢れていますから、硬くならないように、できることから始めてみてください!
筋肉や筋膜が柔らかくなると体が軽くなり、毎日快適に過ごせます。是非あなた自身がそれを体感してみてくださいね。